災害緊急支援

2021.12.25

災害子ども募金(コロナ禍における子ども支援)

すべての子どもが安心できる、つながりと支えあい

教育の支援、保健医療支援、こころのケア......。災害の被害を受けた子どもたちには、たくさんの支援が必要です。


 全青協では関連2団体と協働して平成25年より東日本大震災による被災地の高校生の就学援助を目的とした「あおぞら奨学基金」を運営させて頂いております。これまでに1000名程の高校生が、同基金の支援を受けて高等教育機関への進学や一般企業及び行政自治体等への就職を果たしております。卒業生からは経済的な困窮状態における支援に対して、毎年深い感謝の気持ちが事務局宛に寄せられております。これもひとえに支援者の皆さまお一人おひとりのご厚情によるものと改めて感謝申し上げます。
 しかしながら、東日本大震災から10年が経とうとしている今、新型コロナウイルス感染拡大により、ひとり親家庭のシングルマザーが勤務先において雇い止めに遭うなど、経済的な状況がより深刻なものとなっております。当基金の奨学生の約3分の1がひとり親世帯であり、その多くの世帯年収が200万円に満たない状況の中で、コロナ禍の影響はすこぶる大きく、新たな年を迎えることに不安を抱えている親子が多数存在しています。
 全青協では、この度、深刻な経済環境にあるご家庭への緊急支援として、お餅や乾物、調味料などを詰めた「年越しフードパック」を被災地のご家庭に贈ることに致しました。それぞれのご家庭が、心身ともに少しでも豊かに年末年始を迎えられますよう、皆さまの温かいご支援を賜りますようお願い致します。 合掌

西日本豪雨子ども支援活動
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