寺子屋指導者研修会

2020.09.29

―子どもたちに豊かな地球をつなぐキャンペーン- 「2020年度全青協指導者研修会&臨床仏教公開研究会」 を開催いたします

 ◆「いのちの共生を考える」  ~新型コロナ時代における社会の在り方~

  全青協では、来る11月18日(水)13時より、東京グランドホテル(曹洞宗檀信徒会館)にて、公衆衛生の専門家である大井玄先生を基調発題者に迎え、2020年度「指導者研修会」ならびに「臨床仏教公開研究会」を開催いたします。本企画は、(公社)全日本仏教婦人連盟・(公社)日本仏教保育協会と協働して実施する「子どもたちに豊かな地球をつなぐキャンペーン」のキックオフ企画でもあります。

 今般の新型コロナウイルスCOVID-19の大流行は、私たちの生活様式を変えつつあります。私たちは、地球の長い歴史を通じてさまざまな微生物と共生してきました。パンデミックに関連するヒトと感染症のかかわりの歴史を顧みると、まさに「無常」「無我」「相依相関」という釈尊の説かれた真理を痛感せざるをえません。

 この新型ウイルスの発生とパンデミックを、一部の科学者は、気候の温暖化と関係付けて説明しています。実際に日本でも近年の温暖化により、デングウイルスの宿主であるヒトスジシマカ(蚊)の生息域が拡大していることが確認されています。2014年の夏には東京の代々木公園周辺を中心に、首都圏で162例の感染報告があり、社会を賑わせたことは記憶に新しいことでしょう。

 IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は、2013年に「第5次評価報告書」を公表しました。そこには、「地球温暖化は人間の活動が原因で起きている可能性が極めて高い(95%以上)」と記されています。IPCCの推計によれば、2100年の気温は低位推計でも0.3~1.7℃、高位推計では2.6~4.8℃も上昇すると予測しています。大気と海洋が温暖化して北極や南極の雪氷が溶け、海面が上昇することにより、現存する国や町が消滅することにもなります。また、永久凍土の中に古代より閉じ込められていたウイルスが再活性化し、新たな感染症のパンデミックが起こる危険性も予想されます。

 日本でもようやくプラスチック製レジ袋が有料となり、CO2(二酸化炭素)の排出や海洋のプラスチックごみ問題など、環境問題についての取り組みをテレビや新聞で目にする機会が増えてきました。近年の猛暑をはじめ、豪雨災害や強力な台風の到来など、このような環境変化が続くと、「子どもたちの未来の暮らしはいったいどうなってしまうのだろうか」と、強い不安を抱かざるを得ません。

 過酷な自然環境の中で子どもや孫の世代が苦しむことを知りながら、私たち大人が見て見ぬふりをすることは、もはやできないのではないでしょうか。

 「子どもたちに豊かな地球をつなぐキャンペーン」は、仏教三団体が協働し、負の遺産を次世代に残さないために、釈尊が説いた縁起観(相互依存性)に基づき、環境破壊から環境再生・維持へと強い意志を持って実践するものです。社会全体が「少欲知足」を旨とする持続可能な「共生社会」を実現し、豊かな環境を子どもたちにつないで行くことを目指します。

 本キャンペーンに対する多くの方々のご協力・ご協働を願っております。

 

◆開催概要◆ 

 

日 時:2020年11月18日(水) 13:00~16:00(予定)

会 場:東京グランドホテル(4階 芙蓉の間)

内 容:○基調講演 ○活動事例発表

基調発題:大井玄先生「いのちの共生」(東京大学名誉教授・公衆衛生学者・臨床仏教研究所アドヴァイザー) 

活動事例発表:臨床仏教師

参加費:3団体会員・学生:1000円

    一般:2000円

定員:30名(先着順)

主催:(公財)全国青少年教化協議会・臨床仏教研究所

共催:(公社)全日本仏教婦人連盟・(公社)日本仏教保育協会

 

✤参加を希望される方は、 2020年11月5日(木)までにFAXまたはメールにてお申込み下さい。(FAX:03-3541-6747  Mail: thinktank@zenseikyo.or.jp

✤会場開催と別にWEB配信予定(視聴をご希望の方はメールにてお問合せ下さい)

 

申込は参加ご案内状(PDFファイル)をご利用下さい。

2019年度指導者研修会を開催しました
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