青少年問題フォーラム

1998.06.26、1998.10.29

第2-3回青少年問題フォーラム
「若者の心と性を考える―援助交際に見る女子中高生の性―」

あらゆるものが商品化される現代日本社会において、女子中高生の性もまたその標的となっている。テレクラや援助交際の背後には、そうした社会のシステムがあり、「性的欲望を満足させるためにあれこれと手をつくす大人たち」がいる。そして、無自覚的にそのシステムに組み込まれている彼女たちに、もはや従来の倫理や道徳は届かなくなっている。
自らの性に対し、彼女たちが「自己決定」していくための情報や場を、どうやって用意していけるかが、大きな課題になっているため、このフォーラムでは、教育現場での実践的な取り組みに学ぶと共に、仏教の性に対する基本的な立場を明確にし、現代社会の中で仏教者がこの問題に、どのように取り組んでいったらよいかを話し合った。

第5回青少年問題フォーラム「不登校問題を考える」
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