正力松太郎賞

2022.03.08

第46回正力松太郎賞 受賞者が決定いたしました!!

昨年9月から12月まで公募いたしました「第46回正力松太郎賞」の受賞者が、3月8日に開催された選考委員会にて決定いたしました。
今回は、本賞2件と奨励賞1件が授賞となりました。
青少幼年を取り巻くさまざまな社会問題が取り沙汰されている昨今、青少幼年とともに、ひたむきに仏教の示す生活を歩んでいる活動者を広く紹介することは、教育や保育の現場に一つの指針を示すことにもつながります。
地道なご活動の中で子どもたちを育み、その心に仏教の種をまいてこられた受賞者に敬意を表するとともに、ひとりでも多くの仏教者が後に続くことを願ってやみません。

正力松太郎賞 本賞

淨教寺仏教青年会(奈良県奈良市/代表=浄土真宗本願寺派淨教寺住職・島田 春樹さん)

「淨教寺仏教青年会」は、1962年に前住職の島田和磨さんにより創設されました。約60年にわたり、檀信徒のこころの拠り所となることや、地域の子どもたちの心身ともに健やかな成長を願って活動を行っています。
現在では、「花まつり」「夏休み子ども会」「秋のハイキング」「街頭募金」など、さまざまな行事を開催しています。夏休み子ども会では、お勤めや、絵本の読み聞かせ、仏教讃歌の演奏や夜店、花火など盛りだくさんの内容で子どもたちを迎えています。

jokyo1.JPG

また8月の原爆の日には、「平和の鐘の集い」を開催し、地域の学校や教区にも呼びかけながら、戦争と平和について考える活動を行っています。

jokyo2.JPG

ほかにも、コーラスや写経など多くの会の開催を通じて、地域の方々に仏教情操の涵養とこころの潤いを供する一役を担っています。

 

NPO法人 けやの森自然塾(埼玉県狭山市/理事長=真言宗智山派高竹山光明院明光寺寺庭・佐藤 朝代 さん)

「けやの森自然塾」は、明光寺の45年にわたる幼児教育の延長線上にあり、寺院という環境を活かした活動をしたいと、1992年に発足しました。
主に小学生の子どもたちを対象に、近隣の豊かな自然の中での冒険活動、環境学習をはじめ、富士登山キャンプ、源流キャンプ、カヌー、小坊主修行体験などを行っています。

keya1.JPG

2019年には、同会がプログラムした、けやの森学園のプロジェクト学習「水のめぐり」が、環境省の環境教育体験活動優良事例に認定されました。この学習内では、水をテーマに、循環や自然との共生について学ぶ体験型の環境教育を実施しています。

keya2.jpg

 また、フランスの「フレネ教育」を取り入れながら、子どもが疑問に思ったことを率直に意見交換できる場をつくるなどし、子どもたちは主体的に学ぶ姿勢を身につけています。

正力松太郎賞 奨励賞

雲龍寺集いの会(栃木県鹿沼市/代表=浄土宗雲龍寺住職・今井 俊宏さん)

奨励賞を受賞した「雲龍寺集いの会」は、1993年より、「夏休み子供信行道場」を開設、実施しています。その後、児童・幼児を対象にした「サラナ親子教室」などの教化活動を行い、現在では、こどもだけではなく老若男女が集える場として、「わいわい食堂」や「絵画教室」などを開設し、地域に密着した活動に取り組んでいます。

unryu1.jpg

「夏休み信行道場」では、毎年30名ほどの子どもたちが、お勤めやお掃除、戦争のお話、お経本作り、腕輪数珠づくりの体験などをしています。月2回の「サラナ親子教室」では入園前の親子が集う中、子育て・親育ちの場として、さまざまな遊びや体験を通じて、手を合わせ仏さまを敬う心を育み、仲間づくりとやすらぎのある子育てを支援しています。

unryu2.jpg

 

第46回正力松太郎賞
前のページヘ 活動しようのトップへ