| 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)関連情報
このたびの東日本大震災および大津波により、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。一日も早い被災地の復興を心より祈念しております。
全青協では、被災者の方々、とくに子どもを中心として物心両面での支援を行っています。
皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
■東日本大震災復興支援募金ご協力のお願い
東日本大震災に際して被災された多くのみなさまに、こころよりお見舞い申し上げます。全青協では、被災地の一日も早い復旧・復興を願い、今、必要とされている支援活動を継続的に行っております。
震災から9か月あまりが経過し、被災地では、仮設住宅や借上げ社宅への入居が進む中で、高齢者にとっては生活の劇的な変化などによるストレスや喪失感から精神的不調をきたす方、一方で、子どもも震災後の生活の劇的な変化や、津波や地震により家族や知人を喪失し、家屋が倒壊・流失した壮絶な光景を目撃したことによって生じた心的ストレスを抱えたまま成長していくことも予想されます。そこで、本財団では精神的なケア支援活動の一つとして高齢者や子どもたちを中心とした被災者を対象に、傾聴ボランティア(行茶)活動や巡回子ども会の開催を続けております。また、福島第一原子力発電所の事故による放射線の影響で安心して外で遊ぶことさえ出来ない子どもたち、子どもや胎児の健康への不安を抱えている親御さんたちの不安を軽減し、健康を守るために、「福島子ども・妊産婦支援プロジェクト」を立ち上げ、全国各地の寺院等での保養を促進しております。
本財団では、仙台市の現地事務所を拠点とし、被災者の精神的なケアにつながる支援を主とした中・長期的な活動をしていく予定でおります。
また、有形無形の支援を行う復興ボランティアも、併せて募集させていただきます。希望される方は、ボランティアエントリーシートをお送りしますので、郵送またはFAX、e-mailにてご返送下さい。
被災地を思うみなさまとともに、必要な支援を行うべく、事務局では現在情報収集を進めております。今なお悲しみと混迷のただ中におられる被災地の方がたのために、全青協会員の皆様の力を結集し、子どもをはじめとする被災者の支援を行ってまいります。ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。
――今後の支援予定――
●各種ボランティアの派遣をします。
●仙台市の現地事務所及び被災地に近い宮城県青少協・福島県青少協・石巻青少協、会員寺院を拠点として、物心両面でのサポートを行います。
●原子力発電所の事故による被災者の受け入れ先を募集し提供します。
●長期的に必要となる、被災者、とくに子どもや高齢者のこころのケアを行う人員の養成と派遣を行います。
●被災地における子どもたちの生活の質(QOL)を高めるための支援を行います。
※支援金は郵便振替または銀行振り込みにてご送金ください。
●送付先:
郵便振替 00150-9-46456
銀行振り込み 三井住友銀行 目白支店 普通0920876
名義:財団法人 全国青少年教化協議会
●お問合せ:03−3541−6725(全青協事務局)
募金者の一覧はこちらから。(2011年12月10日現在)
■福島子ども・妊産婦支援プロジェクト
全青協では、支援団体より要請を受け、全青協に加盟する全国の寺院において、福島原発事故による放射線の影響が懸念されている地域に居住する、中学生以下の子どもと妊産婦の方を9月初旬より11月末まで受入れ、お寺での保養をしていただくプロジェクトを行っています。乳幼児及び小学校低学年の児童の場合は、必ず保護者同行とさせていただきます。
つきましては、短期〜長期にて、受け入れてくださる会員寺院を併せて募集いたします。以下の概要をご確認いただき、ご協力をいただけるご寺院がございましたら、ご一報いただきたくお願いいたします。
| 【受入期間】 |
短期〜1年程度(※要相談) |
| 【受入先】 |
(財)全国青少年教化協議会に加盟する寺院
密蔵院(埼玉県川口市)、
円東寺(千葉県流山市)、
成就院(東京都台東区)、
光照院(東京都台東区)、
来福寺(東京都品川区)、
実相寺(神奈川県三浦市)、
浄信寺(神奈川県平塚市)、
慶蔵院(三重県伊勢市)、
法明寺(大阪市)、
九品寺(奈良県御所市)、
童楽寺(和歌山県伊都郡かつらぎ町)、
岩本寺(高知県高岡郡四万十町)、
光西寺(長崎県雲仙市)他
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| 【受け入れ時の支援内容】 |
受入れ期間中の寺院での宿泊場所および食事の提供(または食費の補助)
※移動費は原則各家族負担のこと
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| 【対象者】 |
福島県内の中学生以下の子どもとその親御さん、あるいは妊娠中の方(乳幼児・小学生低学年以下の児童の場合は親御さん同伴)
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| 【募集定員】 |
50名程度
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【募集期間】
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随時募集中 |
| 【問い合わせ先・申込先】 |
(財)全国青少年教化協議会
東京都中央区築地3−7−5
電話03−3541−6725
FAX03−3541−6747
http://zenseikyo.or.jp/
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■被災者支援のためのグリーフ(悲嘆)ケア入門講座のご報告
東京会場(2011年11月24日)、仙台会場(2012年1月24日)、ともにおかげさまで無事終了いたしました。
講座のご報告はこちらから。
■震災と宗教を考えるシンポジウム2011
「もうひとつの生き方を探る」開催報告
2011年3月11日、日本は千年に一度とも言われる未曾有の災害にみまわれました。加えて原子力発電所の事故により、多くの方が苦難の日々を今まさに過ごしています。突然家族を失った方々の深い悲しみ、住む家を追われ流浪の日々を送る方々の不安、それらの思いは察するに余りあるものがあります。
3月11日以後起こったさまざまな出来事は、被災地の方々のみならず、日本人すべてに大きな問いかけを発しているように思われます。それは、私たちの生き方そのものについての問いかけであるように受け止められます。
経済発展のみを目的としたグローバリゼーションは、世界的な規模で地域経済・共同体・伝統の崩壊を引き起こし、途上国における貧困・紛争・環境破壊はもとより、日本をはじめとするいわゆる先進国においても、格差社会などの問題を生み出してきました。モノ・カネを物差しとした目先の幸福を追求する価値観は、もはや限界に来ているように思われます。
3・11は、そのような私たちの生きる価値観そのものを問い直すよう促しているように思われてなりません。今回のシンポジウムでは、持続可能な共生社会を作るための新たな価値観を見いだし、宗教の可能性を考え、日本人が「もうひとつの生き方」を歩み出すためのきっかけ作りにしたいと考えます。そのことが、震災でお亡くなりになった数多くの方々のいのちをつなぐ、真の意味での供養になるものと信じるものです。
シンポジウムの報告はこちらから。
■福島の子どもたちに笑顔を!「会津で遊ぼう!」開催報告
全青協は、曹洞宗福島県青年会との共催で、8月2〜3日にかけてサマースクール「会津で遊ぼう!」を開催しました。
参加者は、福島県の海沿いの町に住む小学生たちです。東日本大震災に伴う原子力発電所の事故以来、屋外で遊ぶことを制限されている子どもたちを招待し、力いっぱい遊んでもらおうという企画です。
参加した子どもたちは2歳から小学6年生までの計64名。集合の際は緊張を隠せないといった表情の子もいましたが、バスの中での自己紹介やゲームが進むうちにどの子も笑顔になり、スタッフ一同安心して接することができました。
◆ 大自然の中、いきいきと
1泊2日の行程は、福島県会津若松市を中心に行われました。初日は、西会津町にある緑豊かな「さゆり公園」に立ち寄り、バーベキュー、屋外でのレクリエーション、プールでの水遊びもしくはアスレチックというプログラムを行いました。
天候にも恵まれ、青空に遠く入道雲が浮かぶ大自然の中で、子どもたちはいきいきと走り回り、汗を流していました。

夜は「福島県会津自然の家」に宿泊します。決まり事の多い公共施設のため、戸惑うこともあろうかと予想していましたが、職員の説明を聞き子どもたち自身でベッドメイクをする中で、約束事を守り、助けあいながらの宿泊に自然と慣れてゆく様子が見て取れました。
開会式では仏旗を前にして献花が行われ、声を合わせて歌う『ささぐみあかし』が響き渡る中、2日間の集団生活を通じての達成目標を誓い、それぞれのふるさとに思いを寄せて白い花が供えられました。続く夕食の際には、みんなで「五観の偈」をおとなえしました。子どもたちにも分かりやすく現代語訳された5つの偈文を読みあげ、「食べ物を口にすることは命をいただくこと、ありがたくいただきます」との思いで手を合わせました。

夕食後に行われたキャンプファイヤーでは中央の炎を囲み、フォークダンスやレクリエーションを行いました。最後にお坊さんによるサプライズとして、子どもたちに大人気のドラマ「マルモのおきて」の主題歌に合わせた踊りが披露されると、テンションは最高潮。子どもたちも加わり大いに盛り上がりました。
燃え上がる火の粉の先に広がる星空に気付いた子どもたちの笑顔が明るく照らされ、賑やかであたたかな時間となりました。
就寝時は、慣れない場所で興奮冷めやらぬままに二段ベッドで眠ることもあり、なかなか寝付けない様子も見られましたが、昼間の疲れも手伝って、子どもたちはしばらく経つうち穏やかな寝息をたてていました。
◆ 歴史と伝統に触れた一日
ラジオ体操から始まった2日目。朝食時「五観の偈」を慣れた様子で読み上げる姿に、子どもたちの適応力を心強く感じました。班ごとの行動にも慣れ、自然の家周辺の樹木を調べて歩くオリエンテーリングでは、急な山道だったものの、元気に登り降りしながら自然の中を散策しました。
自然の家を出発した後は、特に楽しみにしている子も多かった鶴ヶ城の見学に向かいます。
火縄銃や日本刀の重さを実感する展示や、白虎隊にまつわる資料を見ながら天守閣に登ると、四方を緑の山に囲まれた美しい会津若松が一望でき、汗ばむ肌に吹き抜ける風を心地よく感じながら景色を楽しむことができました。
また、城内売店ではお小遣いでお土産を買う時間が設けられ、予算内で家族や自分に思いおもいの品を選ぶ、真剣なまなざしが印象的でした。
次に訪れた会津藩校日新館は、幕末に青少年教育機関だった場所です。白虎隊も育んだという学び舎の厳しい規則「什の掟」の「ならぬことはならぬものです」という言葉の意味が分かるや否や、「厳しい!
すごい!!」と声を上げる子も多く、100年以上前に同じ地に立った同年代の少年たちの真摯な学びの姿勢に、驚きを隠せない様子でした。
ここでは、郷土料理のわっぱ御膳をお腹いっぱいいただいた後、希望別に弓道と絵付けの体験を行いました。絵付けは、どのような体勢からも起き上がることから地元では縁起物として親しまれている「起き上がりこぼし」に、絵具で顔や着物などを描くもので、皆模様を真剣に考えながら慎重に筆を走らせていました。
しめくくりは、全員そろっての坐禅です。それまで気さくに接していた僧侶スタッフが衣帯を改めて道場に現れると、一瞬にして子どもたちの間に厳粛な空気が流れました。足の組み方、手の置き方などの指導の後、静かな空間の中で集中して座った時間は短くも長くも感じられ、姿勢を解いた後の子どもたちには達成感に輝いた表情が浮かんでいました。
閉講式ではスタッフから、地元では屋外で自由に遊べなくなってしまっている状況下の子どもたちを激励する言葉が伝えられ、修了証の授与をもってすべてのスケジュールが終了しました。

◆ 子どもたちの現在
楽しいキャンプ生活とはいえ、子どもたちにとって、震災後に親元を離れる不安は大きかったことでしょう。会話の中で地震や津波の話を聞くこともあり、心の揺れ動きは少しも収まっていないことを実感しました。また、小学校の転入や転出については、さびしく、複雑に思う気持ちも聞かれ、こうして学校を離れた新しい仲間と思い切り楽しめたことをよかったと感じている様子でした。
今後も、つらい思いから少しの時間でも離れることや、子どもたちや保護者が安心して屋外を楽しめる機会を作ることは大変重要だと感じました。
2日間という短い期間でしたが、元気で礼儀正しい子どもたちに接して、どうかこの子たちの未来が楽しく憂いなくあるように、と祈るような気持ちで別れを告げました。(島田絵加)
■サマースクールに参加して
今回、全青協の一員としてサマースクール「会津で遊ぼう!」に参加しました。東日本大震災の被災地である福島の子どもたちと1泊2日を過ごし、笑顔に触れることができたと思います。
初日はバーベキューから始まり、屋外でレクリエーションをしたのち各自プールやアスレチックを楽しみました。また夜はキャンプファイヤーを囲み、翌日の2日目は会津市内の観光を中心に絵付けや弓道の体験をし、子どもたちはバスでそれぞれの生活へと帰っていきました。
私自身、この企画に参加するにあたり被災地の現状と子どもたちの心理状況を考え、不安と同時になんとかして子どもたちを楽しませたいという意気込みを持っていました。
しかし、いざ初日を迎えて子どもたちと対面すると、彼らは私が思っていた以上にこのサマースクールを楽しみにしていた様子で、私たちの働きかけに対し素直に、子どもらしく応じてくれました。
初対面の子ども同士が大半ではありましたが、新しい友達との出会いを楽しんでくれていたようでした。さすがに緊張状態が続いたためか、夜になると腹痛を訴える子どもや眠れずに声をかけてくる子どももいましたが、大きな怪我や体調不良もなく無事に2日間を終えることができました。
震災以降、それまでの日常とは全く違う日々を送らざるを得ない状況にある子どもも多いことでしょう。そんな中で子どもなりに現実を受け止め、毎日を送っているのだと思います。
戸外で思い切り遊ぶこともままならない生活の中で今回のサマースクールに参加し、初対面である私たち大人に対して真っ直ぐな信頼と笑顔を見せてくれたことが嬉しかったです。
被災地に対して必要な支援のあり方はさまざまだとは思いますが、子どもたちに遊びの場を提供すること、そこに安全や安心を伴わせることも、私たちにできる支援の一つであると感じました。(出山果奈)
過去の活動記録は、こちらからどうぞ。
■震災によるトラウマのケア 「つながり」こそが回復へのキーワード
トラウマケアの専門家である、精神科医の水島広子先生に、回復における重要なポイントを、ぴっぱら2011年5−6月号にご寄稿いただきましたので、PDFファイルの形で転載致します。被災者支援に携わる方々へのご参考になれば、幸いです。原稿はこちらからどうぞ。
■災害傾聴ボランティア養成被災者支援のためのトラウマ対応緊急講座−すべての人が安心できるつながりと支えあいを目指して−
この度の東日本大震災により被災された多くのみなさまに、こころよりお見舞い申し上げます。また、お亡くなりになられた方がたに対し、深く哀悼の意を表します。
全青協では、阪神大震災の復興支援の経験をもとに、とくに被災地で孤立しがちな、子どもたちや高齢者のこころのケアに重点を置いて取り組んでまいります。つきましては、トラウマのケアに関する専門家である精神科医の水島広子さんをゲスト講師に迎え、緊急講座を開催しています。
つらい出来事を経験された方、とくに、思いを大人のように自由に表現できない子どもたちには、愛情深い対応と長期的なケアが求められています。この講座を、こころのケアを実践したいと考えているすべての方に受講していただきたいと思います。
また、受講後、希望される方には、「被災者こころといのちの相談員」として登録していただき、今後、中長期にわたって支援活動に携わっていただきたいと願ってます。多くの方のご参加をお待ちしております。
仏教タイムスによる、4月の講座の新聞記事です。
| 【講師】 |
水島 広子氏(精神科医) |
| 【日時】 |
@2011年4月25日(月)13:30〜17:30
5月23日(月)13:30〜17:30
A2011年5月9日(月)13:30〜17:30
※おかげさまで終了致しました。
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| 【会場】 |
@東京・築地本願寺
A京都・大谷婦人会館 |
| 【タイムテーブル】 |
13:30 趣旨説明&追悼法要
13:45〜15:00 トラウマのケアに関する講義
15:00〜15:15 休憩
15:15〜17:15 AHワークショップ
17:15〜17:30 傾聴ボランティアガイダンス
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【受講料】
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会員3000円/非会員5000円(資料用書籍代含む) |
| 【定員】 |
各50名 |
| 【協力】 |
大阪青少年教化協議会・京都府青少年教化協議会
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| 【お申込み】 |
(財)全国青少年教化協議会 被災者支援講座係
電話03-3541-6725 FAX03-3541-6747
E-mail gbs@zenseikyo.or.jp
申込締め切り:
それぞれの会期の1週間前まで
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| 【お問合せ】 |
TEL:03-3541-6725(全青協) |
※ お申し込みをされた方には、講習用のテキスト『怖れを手放す』(水島広子著)をお送りしますので、事前に必ず通読した上で講座へ参加していただきますようお願いいたします。また併せて、振替用紙を同封させていただきますので、受講料を郵便局にてお振り込みください。
※講師プロフィール:
水島広子氏 慶應義塾大学医学部卒業。同大学院博士課程修了。医学博士。同大学医学部精神神経科勤務を経て、2000年6月〜2005年8月、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本改正などを実現。現在、対人関係療法専門クリニック院長。慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)。対人関係療法勉強会代表世話人、アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン代表。著書に「対人関係療法でなおす
トラウマ・PTSD」(創元社)、「トラウマの現実に向き合う―ジャッジメントを手放すということ」(岩ア学術出版社)など多数。
※AH(アティテューディナル・ヒーリング)とは:
アティテューディナル・ヒーリングは、心の平和を唯一の目的とし、自分の責任で心の姿勢(アティテュード)を選び取っていくというプロセスです。恐怖や不安、怒りや自責の念という感情にとらわれて「敵」のいる人生を過ごしていくのか、それとも、こういった感情を手放して無条件の愛を感じながら生きるのか、という選択は、個人の力で自由にできるという信念がその根底にあります。前者の心の姿勢を「怖れ」と呼び、後者を「愛」と呼びます。「怖れ」を否定するのではなく手放すことが、アティテューディナル・ヒーリング(AH)の中核です。
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