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■平和を学び・考え・願う
青年仏教者の集い
◆ライブ・ピース・トーク
宗派や僧侶・在家といった枠を越えて若い人々が集った平仏集。その中から、この半年間の勉強会に継続的に出席してきた参加者によるトークが行われました。
初めに、司会を務めるアーユス仏教国際協力ネットワークの枝木美香さんから、昨年9月のシンポジウムと、全6回の勉強会の内容が簡単に報告されました。その後、曹洞宗の渡部鋭幸さん・在家の下田志保さん・浄土真宗本願寺派の菅原智之さん・大法輪閣の釜田尚紀さんの4人が、勉強会の中で感じた思いや、今後の展望などを語り合いました。
イラク攻撃が始まってしまったことで無力感を感じていたけれど、「ソーラーパネルの利用で戦争の要因となる石油の利用を減らす」という具体的な提案や、軍隊を持たないコスタリカの事例を知ることで勇気付けられたという釜田さん。
同じように、石油をめぐる利権など、戦争が起こるからくりや、私たちの身近にもできることがあると勉強会の中で知ることができたという下田さん。「知る」「気づく」ことから、「わが身にひきかえて」考えていくようにしたいと、お釈迦さまの言葉を引きながら思いを語りました。
また、アフガンの人々の中で取材してきた方の話を聞くことで、イスラムの本当の姿を知り、他宗教への思い込みが自分にもあったことに気づいたという渡部さん。彼らにも自分と同じように大切な人がいる。だから、自分の周りのことも世界のことも同じように大切にすることで、血の通った平和像を生み出せるのでは、と訴えました。
菅原さんも、戦争は遠いことではなく、自分の生活と密接なのだと気づき、ピースウォークにも参加したといいます。そして、仏教の説く教え・「道」とは、ただ見聞きして学ぶだけではなく、「歩んで」いくものなのではないか、と語りかけました。
出席者各々が、当初は無力感を感じていたのが、勉強会での学びを通して、次第に何もできない自分を自覚しながらも、あきらめることなく、平和のためにできることを模索しようという姿勢に変わっていったことがうかがえるトークでした。
全員が語り終えると、聴き入っていた参加者から、自然に大きな拍手が沸きあがりました。それは、それぞれに道を探し求める仏教者たちへの力強いエールであったようです。
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